不凍液交換の必要性

皆さんこんにちは。

昨日は大変冷え込んだせいで凍結の解除に追われている日胆ヒーティングです。

今回は少し真面目に不凍液の交換の必要性について書きたいと思います。

 

温水を利用したセントラル暖房ではボイラーで加熱された温水を、

ポンプで各放熱器(パネルやコンベクターなど)に送っています。

一般的にこの温水に使われているのが不凍液です。

 

読んで字のごとく、配管等を凍らせないための液なわけですが、

他にも重要な役割を持っています。

金属管やパネルなどの酸化を防ぐ防錆剤の効果です。

防錆剤の効果が落ちると配管の中に錆や汚れが増え、ボイラーの寿命を縮めたり、

下手をすると配管やパネルが錆びて穴が空くこともあります。

防錆剤の効果は高温で使用するほど劣化の度合いが大きく、

温水温度が80度くらいなら2年、

60度で使用しても3から4年で交換が必要と言われています。

温度による経年劣化の他にも効果を激減させる要素があります。

原因はバクテリアの繁殖です。

不凍液の主成分は多価アルコールで、バクテリアの栄養源には最適と言えます。

暖房を使用しない夏場には特に繁殖が起こりやすく、

繁殖を抑制するためには夏場にポンプを動かして液を循環させてあげることが

望ましいのですが一般的には難しいと思います。

 

当社では不凍液交換の際にはまず、古い不凍液を排出し、その後綺麗な水で洗管します。

こうすることで古い不凍液の押し出します。

古い不凍液を抜き取るだけでは、どうしても配管やパネルヒーターに

汚れや錆が残留してしまいます。

当社は時間をかけて洗管した後新しい不凍液を入れますのでご安心を。

様々な業者がいますが、この不凍液の交換自体

30分でやろうと思えばできてしまう作業でもあります。

がしかし、当社では専用の器具を用いしっかりした知識を持ったプロが

時間をかけて作業にあたります。

料金はボイラーの容量にもよりますが、

概ね26,800円から30,000円程度になります。

『我が家は必要ですか?』『しばらくやってませんが大丈夫ですか?』

等の疑問をお持ちのあなた。

お気軽に当社にご相談ください。

 

今回はこの辺で失礼いたします。